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夜声
「夜声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夜声の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死者の書」より 著者:折口信夫
感じもないのだ。 こう こう こう――こう こう こう。 確かに人声である。鳥の
夜声とは、はっきりかわった韻を曳いて来る。声は、暫らく止んだ。静寂は以前に増し、....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
。 昨夜は汽車の中で、同行の南日君と赤羽から一緒に乗り込んだ越後女の一隊が、終
夜声自慢の謡を歌うやら笑うやら巫山戯るやら、一方ならぬ騒々しさで、夜風の涼しいに....