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夜起き
「夜起き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夜起きの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白くれない」より 著者:夢野久作
肥前一円に蜘蛛手の如く張り廻されし手配りを、彼方に隠れ、此方に現はれ、昼|寝ね、
夜起きて、抜けつ潜りつ日を重ね行くうちに、いつしか思ひの外なる日田の天領に紛れ入....
「旅愁」より 著者:横光利一
作ったトンネルだからね。どういう間違いで崩れてしまわないとも限らないから、そっと
夜起きて、草はらの中に隠れて、トンネルから出て来る汽車の顔を見てたものだ。無事に....