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夢のまた夢
「夢のまた夢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夢のまた夢の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「猿飛佐助」より 著者:織田作之助
しみながら、しかし佐助はさすがに気取った口調を忘れず、 「来し(越し)は夢の夢の
夢のまた夢、昨日は今日のはつ昔、旅の衣は鈴鹿の峠を越す(乾す)も乾さぬも、雨次第....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
あるいははなれ、呼吸がつまりそうな霧のしぶきとなり、白紗のとばりに夢のなかをゆく
夢のまた夢のような気持ちになる。 霧が雨になり、雨が霧になり、雨と霧が交互にた....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
た。稽古をして貰いたいとも格別におもわなくなった。ただ何事もおもわずに、この世は
夢のまた夢と無念無想に小圓太は、その日その日をまめまめと働きだした。慾も徳もなく....