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夢野久作
「夢野久作〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夢野久作の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「甲賀三郎氏に答う」より 著者:夢野久作
尾に於て、特に私が文芸通信誌上に書いた「探偵小説の真使命」と称する一文のために「
夢野久作君に問う」の一項を設けられたについて御回答申上る事を近頃の欣快とし且つ光....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
居るもんじゃない。一生涯あの伜だけは叱らない事にきめた」 因に、その伜の筆名は
夢野久作という。親父の法螺丸が山のように借銭を残して死んでやろうと思っているとは....
「豚と猪」より 著者:土原耕作
豚と猪
夢野久作 豚が猪に向って自慢をしました。 「私ぐらい結構な身分はない。食べる事....
「医者と病人」より 著者:香倶土三鳥
医者と病人
夢野久作 死にかかった病人の枕元でお医者が首をひねって、 「もう一時間も六カし....
「鉛筆のシン」より 著者:香倶土三鳥
鉛筆のシン
夢野久作 子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れまし....
「鷹とひらめ」より 著者:香倶土三鳥
鷹とひらめ
夢野久作 ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深....
「電信柱と黒雲」より 著者:香倶土三鳥
電信柱と黒雲
夢野久作 電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。 黒い雲が来て....
「森の神」より 著者:香倶土三鳥
森の神
夢野久作 森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました....
「約束」より 著者:香倶土三鳥
約束
夢野久作 「ある人が橋の下で友達に会う約束をして待っていた。そのうちに雨が降って....
「蚤と蚊」より 著者:土原耕作
蚤と蚊
夢野久作 夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやっ....
「蛇と蛙」より 著者:土原耕作
蛇と蛙
夢野久作 冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。 ....
「ペンとインキ」より 著者:土原耕作
ペンとインキ
夢野久作 ペン先がインキにこう言いました。 「お前位イヤなものはない。私がいく....
「懐中時計」より 著者:土原耕作
懐中時計
夢野久作 懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。 ....
「夢の如く出現した彼」より 著者:青柳喜兵衛
燃え上った十年、作家生活の火華は火華を産ンで、花火線香の最後に落ちる玉となって消えた
夢野久作、その火華は、今十巻の全集となって、世に出ようとしている。 久作さんを....
「探偵小説思い出話」より 著者:山本禾太郎
判らないが、何でも枚数は五十枚、賞金は一等五百円であったかと思う。 その時故人
夢野久作さんの『押絵の奇蹟』と私の『窓』が当選した。この発表にさきだって応募作品....