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大圏
「大圏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大圏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「難船小僧」より 著者:夢野久作
。 船を包む霧は益々深く暗くなって来た。 モウ横浜を出てから十六日目だから、
大圏コースで三千|哩近くは来ている。ソロソロ舵をE・S・Eに取らなければ……とか....
「空飛ぶ悪魔」より 著者:酒井嘉七
事が掲載されるであろう。今午後九時二十分。北緯五十度、東経百六十五度のあたりを、
大圏航空路にそって、ただ一路、東に向って飛んでいる。昨夜の十時大阪国際飛行場を出....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
に翔して行く。視角の仰のくに連れて、直線はいつしか弧となり半円となり、終に空中に
大圏を画きながら、鳶のように小さくなった体を暫くは、瘤だらけな太い線で赤裸の花崗....