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大塚楠緒子
「大塚楠緒子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大塚楠緒子の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夏目漱石先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
の具で絵はがきをかいて親しい人たちに送ったりしていた。「猫」以後には橋口五葉氏や
大塚楠緒子女史などとも絵はがきの交換があったようである。象牙のブックナイフはその....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
北田薄氷などとともに、殆ど毎月一篇の短篇を淋しそうに、おとなしく執筆していたのが
大塚楠緒子である。 日本で最初の美学専攻者であった大塚保治博士の妻として楠緒子....
「婦人の創造力」より 著者:宮本百合子
の作家たちも当時は『文芸倶楽部』なんかに書いたわけです。その頃婦人作家が擡頭して
大塚楠緒子とかいろいろな人がいて、やはり芸術的な力では一応の作家だったけれども、....
「戦争と婦人作家」より 著者:宮本百合子
会化することを許されなかった日本の悲劇を理解しなければなりません。日露戦争のとき
大塚楠緒子が、「お百度まいり」という作品をかき、与謝野晶子が「君死に給うことなか....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
曙「婦女の鑑」が読売新聞に連載され、清水紫琴「こわれ指輪」、北田薄氷、田沢稲舟、
大塚楠緒子、小金井喜美子(鴎外妹)の翻訳、レルモントフの「浴泉記」、ヒンデルマン....
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
書洩《かきもら》してならない人に、樋口一葉女史、田沢稲舟《たざわいなぶね》女史、
大塚楠緒子《おおつかなおこ》女史があるが余り長くなるから後日に譲ろうと思う。 ―....
「大塚楠緒子」より 著者:長谷川時雨
更に淋《さび》しい思出のなかに、くっきりと鮮かに初対面の姿の目に残っているのは、
大塚楠緒子《おおつかなおこ》女史の面影《おもかげ》でした。 やや面長《おもなが....