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「大宰府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大宰府の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
護持院原の敵討」より 著者:森鴎外
起して、杖を衝いて歩くようになった。筑後国では久留米を五日尋ねた。筑前国では先ず大宰府天満宮に参詣して祈願を籠め、博多、福岡に二日いて、豊前国|小倉から舟に乗っ....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
に、一時これを廃して筑紫人を用いしが、辺防たちまちにして荒廃せり。天平神護二年の大宰府の「上言」に、 賊を防ぎ辺を戍るはもと東国の軍を資る、衆を持し威を宣する....
私本太平記」より 著者:吉川英治
て、長門にとどまった。 すると月の二十五日。 筑紫の少弐貞経の子、頼尚兄弟が大宰府から一族五百余人をひきつれて、 「筑紫びらきの御案内に」 と、迎えに来た....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
書かれている。 平家と原田種直との関係は、種直が北九州の豪族であり、また代々、大宰府の吏であったことを思えば、当然、親しい交渉をもったであろう。種直の夫人は、....