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大峰山
「大峰山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大峰山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
白馬岳に登り鎗温泉に下り、吉田口から富士山に登り御殿場に下山を皮切りに、九月には
大峰山脈を縦走し大台ヶ原山に登った。十月には大山に登り船上山へ廻ってみた。大正十....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
のると上の千本までしか登れない。奥の千本へ行くにもテクらなければダメなんだから、
大峰山や大台ヶ原は今もって鏡花先生の高野聖時代さ。交通文明というものに完璧に見す....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
十津川の郷士竹原八郎一族を帷幕に加えて、熊野三山から高野、根来の衆徒をひきいれ、
大峰山脈の一帯をとりでと見なして、外洋では伊勢、熊野の海賊をつかい、また前衛には....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
決して悪鬼羅刹の鬼ではなく、もとは山人という位の意味であったでありましょう。大和
大峰山中、一番奥にある前鬼村の人々は、鬼の子孫だと云われていまして、紀伊粉河の北....