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「大弊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大弊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
にはそれを除外とするのである 害毒の要目 版刻の売本が始まった慶長以来未曾有の大弊害なり 円本出版屋の無謀 図書尊重の念を薄からしむ 円本著訳者の悖徳 予約出....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
と、それっきり忘れたように学術の研究をやめてしまう事である。これは日本の学界の一大弊害と思う」 と喝破された時には、満堂の学生教授の顔色が一変してしまったもの....
論語とバイブル」より 著者:正宗白鳥
ば、吾人と左程の懸隔なき人間に過ぎぬ。人世に幸福を与えたかも知れぬが、其れと共に大弊害を生じたのである。或いは彼等が後代を動かして今日まで其の勢力の存するを見て....