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大政翼賛会
「大政翼賛会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大政翼賛会の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古木」より 著者:豊島与志雄
終戦後、柴田巳之助は公職を去り、自宅に籠りがちな日々を送りました。隙に任せ、
大政翼賛会を中心とした戦時中の記録を綴りかけましたが、それも物憂くて、筆は渋りが....
「足のない男と首のない男」より 著者:坂口安吾
だと思つた。私はそれまで世の中のくはしいことは知らないが、内閣だの、情報局だの、
大政翼賛会だの、みんなそれぞれ筋の正しいもので、産報といふところなどもさうだらう....
「アーニイ・パイルの前に立ちて」より 著者:小林一三
店に寝ている。 帝劇を美麗宏壮に改装すべき夢は破れて、一度は情報局に徴用され、
大政翼賛会に利用され、見る影もなき廃墟的存在に蹴落されたのであるが、今や辛うじて....
「夜の構図」より 著者:織田作之助
れて来た。 「――つまり情熱なんですね。左翼の連中が右翼にやすやすと転向したり、
大政翼賛会の中に左翼くずれがうじゃうじゃといてしきりに右翼ぶっているのは、左翼と....