大根足[語句情報] » 大根足

「大根足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大根足の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
出家物語」より 著者:坂口安吾
なものゝ湯殿へ裾をまくって背中を流しにはいってくるのを見たゞけでも興ざめるほどの大根足であったりするのに、キヨ子の裸体は飾り窓の中の人形のように手脚がスクスクの....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
美しさが全部で、要するに踊りがヘタならダメなのである。昔の場末の小屋のショオには大根足の女の子が足をあげて手を上げたり下げたりするだけの無様なものであったが、そ....
街はふるさと」より 著者:坂口安吾
エンゼルの住所がつきとめられるんだろうね」 カズ子が分別ぶって言った。ヤエ子は大根足の股をひろげて投げだして、ひっくりかえって、ウチワで胸をバタバタやりながら....
着物雑考」より 著者:林芙美子
で長くして、腰の下ですぼんだ年増のスカートをはいていたことです。女学生はやっぱり大根足のニュウと出た短かいスカートの方が神聖で愛らしくていいと思います。十八、九....