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大統領
「大統領〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大統領の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「葱」より 著者:芥川竜之介
は、ただお君さんがベエトオフェンだと思っているだけで、実は亜米利加《アメリカ》の
大統領ウッドロオ・ウイルソンなのだから、北村四海君に対しても、何とも御気の毒の至....
「或る女」より 著者:有島武郎
ね」
と話題を転じようとした。この船の航海中シヤトルに近くなったある日、当時の
大統領マッキンレーは凶徒の短銃に斃《たお》れたので、この事件は米国でのうわさの中....
「或る女」より 著者:有島武郎
あなたに書く事は底止《ていし》なく書く事です。しかしあすの奮闘的生活(これは
大統領ルーズベルトの著書の“Strenuous Life”を訳してみた言葉です。....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
に熊蜂めくが、此奴大切なお嬢の傍を、決して離れる事ではない。 これは蓋し一門の
大統領、従五位勲三等河野英臣の発議に因て、景色の見物をかねて、久能山の頂で日蝕の....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
でバタバタと片が付く。そうして天皇が世界の天皇で在らせらるべきものか、アメリカの
大統領が世界を統制すべきものかという人類の最も重大な運命が決定するであろうと思う....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
性を生かした獨自の方式を採用せねばならぬ。アメリカ式やソ連式では、よしトルーマン
大統領やスターリン首相がみづから最高のスタツフを率いてその衝に當つても、建設は成....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
、戦闘の壮観、激烈さが偲ばれ、武者ぶるいを禁じ得ない。 四月十三日 ◯アメリカ
大統領のルーズベルト急死す。脳溢血と発表された。 日本時間にして、彼の死は十三....
「火星探険」より 著者:海野十三
地球は――いや全世界は歓喜と興奮の渦にまきこまれた。デニー博士以下の乗組員たちは
大統領に出迎えられ、光栄ある讃辞を受けた。また火星からの異形の使説団一行は大歓迎....
「共軛回転弾」より 著者:海野十三
ったり合っている」 「えっ、共軛回転弾。ああ、なんというすばらしい名称でしょう。
大統領はどんなにおよろこびになることでしょうか」 「ええと、あれは第五十四号だっ....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
れる。二葉亭ばかりが志を得られなかったのではない。パデレフスキーも日本に生れたら
大統領は魯か文部の長官にだって選ばれそうもない。ダンヌンチオも日本だったら義兵を....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
に一万二千ドル(わが金およそ一万五千円)以上の所得あり。その最も有名なるものは、
大統領の年給より多き所得ありという。 普通の米国人はヤソ教外の宗教を信ずるもの....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
に手をうつを見る。これまた日本風なり。当日はコロンブス米国発見の日にして、しかも
大統領就職の祝日なれば、小学生徒二千人列を成し、国歌を奏し、
大統領の席前に敬礼し....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
らぬと思うのであります。 また、国際情勢を見れば、アイゼンハワー将軍のアメリカ
大統領就任、ダレス氏の国務長官就任、その巻きかえし外交の進展、ソ連スターリン首相....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
た調子で一寸我が国では想像出来ない歓迎振であった。連邦議会においては上院議長―副
大統領バークレー氏更には下院議長にも会う機会があったが、上院では議場内を通ってそ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
の形勢は逐次ドイツに不利となりつつあった。ドイツとしては軍事的成功を活用し、米国
大統領の無併合、無賠償の主義を基礎として断固和平すべきであった。政略関係は総て和....