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「大総統〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大総統の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
兄と弟」より 著者:宮本百合子
せるまでつづくようだったということも。軍閥の巨頭袁を、立憲共和の新しい中華民国の大総統に推さざるを得なかったことが、最大の過誤であったという意味のことを孫文が述....
阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
また内伝とすれば阿Qは決して神仙ではない。しからば別伝としたらどうだろう。阿Qは大総統の上諭に依って国史館に宣付して本伝を立てたことがまだ一度もない。――英国の....
一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
次第であります。 その他国宝とも称すべき頭山翁が書いて下された幅、かつて支那の大総統をした曹※の一筆の虎、支那僧密林師、犬養翁、また私の恩師渡辺海旭上人の偈文....
沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
は失なわれた。ただ紫禁城の内苑に、今を盛りの芍薬の花が黄に紅に咲いているばかり。大総統邸の謁見室に、わずかに置かれた鉢植えの薔薇さえ、その色も艶も萎れていた。 ....