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天の原
「天の原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天の原の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
盞嗚尊《すさのおのみこと》と月読尊《つきよみのみこと》とは同神か異神か、(2)高
天の原は何方《いずかた》にありや、(3)持統天皇、春過ぎての歌の真意|如何《いか....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
でなくとも、ふとそんな気持になって詠んだものであろう。 ○
天の原ふりさけ見れば大王の御寿は長く天足らしたり 〔巻二・一四七〕 倭姫皇后 ....
「人生における離合について」より 著者:倉田百三
天の原かかれる月の輪にこめて別れし人を嘆きもぞする 私たちがこの人生に生きてい....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
だ。行方も分かぬ、虚空の彼方にぎらぎらと放散しているんだ。定かならぬ浮雲のごとく
天の原に浮游しているんだ。天雲の行きのまにまに、ただ飄々とただよっている…… 小....
「古事記」より 著者:武田祐吉
系統の相違する説話も結合されている。例えば、神代の説話において、二大系統である高
天の原系統と出雲系統との神話が、或るものは融合して一つになり、或るものは融合しな....
「古事記」より 著者:太安万侶
命 誓約《うけい》 ――暴風の神であり出雲系の英雄でもあるスサノヲの命が、高
天の原に進出し、その主神である天照らす大神との間に、誓約の行われることを語る。誓....