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天上天下唯我独尊
「天上天下唯我独尊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天上天下唯我独尊の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
頭にのせたまゝ、四体は水の滴るゝまゝに下駄をはいて、今母の胎内を出た様に真裸で、
天上天下唯我独尊と云う様な大踏歩して庭を歩いて帰る。帰って縁に上って、手拭で悉皆....
「旅愁」より 著者:横光利一
的にどうなって見たところで、結局は同一性という主観的なものからは脱けられないよ。
天上天下唯我独尊に落ちつくこと、そこが人間知識の相場市場だ。」そう云って東野は少....
「夜の靴」より 著者:横光利一
、菅井和尚の釈迦堂の釈尊の首一個の存在がよく語っているようだ。そういえば、釈迦が
天上天下唯我独尊と唇から発した日は、十二月八日だった。太平洋戦争も同一の日だが、....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
なきを憂えんやというような訳で、これが無銭で大旅行を決心した理由であります。殊に
天上天下唯我独尊の釈迦牟尼|如来が至尊の王位と金殿玉楼すなわち天下の富貴を捨てて....
「西航日録」より 著者:井上円了
み、またさらに歌および詩をつづりてその形状を述ぶ。 喜麻拉亜の景色如何と人問はゞ
天上天下唯我独尊 岳勢巍巍圧四陬、摩天積雪幾千秋、人間一接斯光景、豪気将呑五大洲....