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「天皇旗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

天皇旗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
多い街道を進んで来る御先導を想像し、山坂に響く近衛騎兵の馬蹄の音を想像し、美しい天皇旗を想像して、長途の旅の御無事を念じながらしばらくそこに立ち尽くした。 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
はばかるまい。 いわんや、笠置の今。 地勢こそ嶮だが、また、草木もなびくべき天皇旗だが、いたずらに山風寒いのみで、馳せ参じてくる者といっては、微々たる小族|....