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「太布〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

太布の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
こなたには紙にのみ造りて布に織ることは絶たりとおぼへたりしに今の世にも阿波ノ国に太布《タフ》といひて穀の木の皮を糸にして織れる布有り色白くいとつよし洗ひてものり....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
で、あの頃はまだ夏冬を通して、このタフを着て住んでいるという話であった。タフは「太布」と書く人もあるが、実は今日まだ正確に宛つべき漢字が知られていない。だが自分....