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「太師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

太師の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
、退いて徳州に屯す。黄子澄|其敗を奏せざるを以て、十二月に至って却って景隆に太子太師を加う。燕王は南軍をして苦寒に際して奔命に疲れしめんが為に、師を出して広昌を....
続黄梁」より 著者:田中貢太郎
たので榻の間に寝た。二人の使者が天子の手ずから書いた詔を持ってきたが、それには曾太師を召して国計を決すとしてあった。曾は得意になって大急ぎで入朝した。 天子は....
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
氏と協力して各神社の祭事能を継続し、その他大小の能、囃子等を受持って東都家元六平太師を招いて、只圓翁の追善能記念事業を計画するなぞ福岡の斯界を風靡していた。 ....
道成寺不見記」より 著者:夢野久作
平太氏の葵上を見て、怨霊ものとしての凄絶さに圧倒された体験のある筆者は、恩師六平太師をただ葵上と道成寺を舞うために生まれて来た人である。従ってこの道成寺は前後百....
小説 円朝」より 著者:正岡容
りゃあ俺……」 フフンと肩でせせら笑って、 「そうすりゃ……そうすりゃ俺、小圓太師匠を真打様に」 「か、勝手にしやがれ」 いきなり圓生はガチャンと足で猫足の....
三国志」より 著者:吉川英治
募って、絶頂にまで昇ったかの観がある。 位は人臣をきわめてなおあきたらず、太政太師と称していたが、近頃は自ら尚父とも号していた。 天子の儀仗さえ、尚父の出入....