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奉安
「奉安〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
奉安の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
天と四元素。 31 礼堂――イスラム教徒の礼拝の場所。 〃 火殿――拝火教の聖火
奉安所。 32 筆のはこび――宿命。 39 尊い宝――宝石とそして尊い人の骨と。....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
の建設を目的とする農業村塾であって、この学校の守護神社(文部省系小学校では御真影
奉安殿に相当するのかも知れぬ)たる金※神社の大鳥居は、後藤農相自身の寄進になるも....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
青山長者ヶ丸の摩利支天《まりしてん》境内。
いつの世に何人が勧請《かんじょう》
奉安したものか、本尊は智行法師作の霊像、そのいやちこな御験《みしるし》にあずから....
「加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
紋太夫は感にたえ思わず繰り返して呟いた。しかり! ここはどこだろう? 壺神様を
奉安した神秘崇厳の神境なのである! 壺神様とは何物ぞ? それには一場の物語があ....
「魔像」より 著者:林不忘
笑いがもう忍び笑いではない。公然と、ゲラゲラ笑う声が近くに起って、ズサリ! 首を
奉安した座敷、その床の間わきの押入れを内部《なか》から開けて、のそりと立ち出でた....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
田彦の子孫と称する者が五十鈴川上に霊地があると知らせに伺候し、かくてそこに神鏡を
奉安するに至ったという。もっとも、このことを記している倭姫世記という本は信用がで....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
、無論天平十九年の資財帳にも所見が無く、ことに金堂日記によれば、それは延清五師の
奉安に係るもので、おそらく承暦の頃に、他の寺から移されたものであった事が極めて明....