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奉拝
「奉拝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
奉拝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の宮司であるばかりでなく、中講義を兼ねていた。 神田橋見附跡の外には、ぽつぽつ
奉拝の人々が集まりつつあった。待つこと二時間ばかり。そのうちに半蔵の周囲は、欄干....
「誘拐者」より 著者:山下利三郎
それは配達された一通の郵便で、粗悪な封筒と巻紙に墨痕踊るが如く 昨夜以来御心痛|
奉拝察候、御令嬢は恙なく我輩の掌中に在之候えば慮外ながら、御放念相成度万一御希望....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
汰、平に御海恕|可被下候。御恵贈の『新俳句』一巻今日学校にて落手、御厚意の段難有
奉拝謝候。小生爾来俳境日々退歩、昨今は現に一句も無之候。この分にてはやがて鳴雪老....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
てやりました。」 この引幕と書面に対する守田勘弥の返書は、こうであった。 貴翰
奉拝読候。陳者客歳六月該場開業之|砌、各位御招待申上候御報謝として、華麗之引幕一....