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奉謝
「奉謝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
奉謝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厳島合戦」より 著者:菊池寛
、潮水で社殿を洗い、元就は三子を伴って斎戒して、社前に詣で、此の大勝を得たことを
奉謝している。 元就は斯くて十月五日に二十日市の桜尾城に於て凱旋式を挙行してい....
「紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
東京にても御出遊の節は是非一度御目にかかり度く存候 且、文庫屡ば御寄贈を辱うし
奉謝候貴兄の批評は大に愛読いたし居候益々御尽力あらんことを祈り申候例の乱筆御ゆる....
「奥の海」より 著者:久生十蘭
ように見える。米所の酒田や新庄から下ってくる運送をここで待ち受け、ひと握りの米の
奉謝にあずかろうと、命のあるかぎり、いすわっているのである。 またしばらく行く....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
で亡くなられました。 拝呈。先日は御細書下され候のみならず、其前後に色々御送寄|
奉謝候。然るに先日の御書状あまりに大問題にて一寸御返事にさし支、不相済と存じなが....