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「好き事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

好き事の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
無惨」より 著者:黒岩涙香
無く殊に金起は兄施寧より心広くしてしば/\母に金など贈ることありければ母は反って好き事に思い妾と金起の為めに首尾を作る事もある程なりき其内に妾は孰かの種を宿し男....
妖僧記」より 著者:泉鏡花
れぬ。 前日、黒壁に賁臨せる蝦蟇法師への貢として、この美人を捧げざれば、到底|好き事はあらざるべしと、恫※的に乞食僧より、最も渠を信仰してその魔法使たるを疑わ....
彼の長所十八」より 著者:芥川竜之介
切りそうもない本を買ったりする如き。 十一、妄に遊蕩せざる事。 十二、視力の好き事。一しょに往来を歩いていると、遠い所の物は代りに見てくれる故、甚便利なり。....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、ひとりでもよけいに、家の子輩をひき連れて、君侯の馬前へ出ることは平常のたしなみ好き事になるし――また、その中でも、抜群な男ぶりの者は、主家へ推挙しても一つの奉....