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妙典
「妙典〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
妙典の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
ら九年間行ない澄ましたのである。 「かかる砌なれば、庵の内には昼はひねもす、一乗
妙典のみ法を論談し、夜はよもすがら、要文誦持の声のみす。……霧立ち嵐はげしき折々....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
の妙理を観察せられたのであります。また古来の伝説に龍樹菩薩が龍宮に降って大般若の
妙典を得て来たという穴はやはり岩で蓋がしてある。其穴は巌窟の少し東の山間にあるの....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
、これにも杖立て清水とよく似た伝説をもっておりました。板橋の町の西北の、下新倉の
妙典寺という寺の脇にあったのがそれで、昔日蓮上人がこの地方を行脚していた頃、墨田....