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妻板
「妻板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
妻板の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「工場細胞」より 著者:小林多喜二
ろで、作業は秘密にされていた。階上は罐をつめる箱をつくるネーリング工場で、側板、
妻板、仲仕切りを作っている。――出来上った罐とこの空箱が倉庫の二階のパッキング・....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
く。 顎十郎は、ひょろ松のうしろについて、ノソノソと玄関の踏石へおりながら、切
妻板《きりづまいた》のむこうの壁の凹所《へこみ》のほうを眺めていたが、なにを見た....