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「始原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

始原の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
下に理解することは、許されない。と云うのは、歴史(Geschichte)は例えば始原史(Urgeschichte)というようなものによって理解されてはならないの....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
研究方法を採っていたかにあるのである。ヘーゲルの観念論的弁証法にとっては、叙述の始原が即ち又存在の始原である。だから叙述に於て最も直接的・抽象的・なものは、存在....
辞典」より 著者:戸坂潤
画に始まると考えるのは、世界に向ってキリスト教神学が押し与えている処の意義をば、始原の問題とするからこそだ。 処で事物の意味を明らかにするものは、云うまでもな....
言語と道具」より 著者:寺田寅彦
う。私にはどちらが宜いか分らない。しかしこの言語と道具という二つのものを、人間の始原と結び付けると同様に、これを科学というものあるいは一般に「学」と名づけるもの....