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学地
「学地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
学地の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
だし、ドンキホーテも、渡辺崋山《わたなべかざん》も、占易《うらない》の本から、小
学地理、歴史、修身、全く何でもかでも活字の並んでいるものは手当たり次第に読んだよ....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
九年八月、渋柿) 昭和九年八月十五日は浅間山火山観測所の創立記念日で、東京の大
学地震研究所員数名が峯の茶屋の観測所に集合して附近の見学をした。翌十六日は一行の....
「物質群として見た動物群」より 著者:寺田寅彦
普通の統計理論を応用して、それが相当よく当てはまる事を確かめた。最近に東京帝国大
学地震学科学生某氏は市内二か所の街上における自動車の往復数に関する統計についても....
「函館の大火について」より 著者:寺田寅彦
ようなもの、それから衛生試験所とか栄養研究所のようなものもある。地震に関しては大
学地震研究所をはじめ中央気象台の一部にもその研究をつかさどるところがある。暴風や....
「文学の流れ」より 著者:宮本百合子
が、常識の中へ植えこまれて来ている尨大な東洋という感じ、民族という感じなどで、文
学地理の範囲を大いに拡げられていることである。急に拡大されたこの大陸にもまたがる....
「工学博士末広恭二君」より 著者:寺田寅彦
国学界への著者の提案が列挙してある。その冒頭に、先ず有能な学者を日本に派遣して大
学地震研究所におけるあらゆる研究の模様を習得せしめよということ、次に末広所長を米....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
多そうである。四道将軍時代の古墳群だの、先住民族のエゾ穴だの、さかのぼると、考古
学地層まで入ってしまう。 なにしろ、われわれの足もとは、もう真っ暗なのだった。....