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宇都宮公綱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
赤坂城の謀略」より 著者:国枝史郎
の汗をふきふき、正成へ情勢を報知せていた。 「……そのような事情にござりまして、宇都宮公綱宿所にも帰えらず、六波羅殿よりすぐに打ち立ち、主従わずかに十五騎にて、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
千が向っても破れ返った敵と考えると、うかつな計も立てられなかった。 「ばかな!」宇都宮公綱は、ある日の六波羅評定に、ふと顔を出して、ぷんぷんと罵りちらした。 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
刺戟し、あえて味方同士の恥や功名心を競わせるためなのはあきらかだった。――就中、宇都宮公綱といえば、東国随一の剛の者で、かつて渡辺橋の合戦では、楠木勢に挑みかけ....