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安保
「安保〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
安保の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
しちゃ、花骨牌でも撒きそうに思ってるんだ。何の事はない、美少年録のソレ何だっけ、
安保箭五郎直行さ。甚しきは美人局でも遣りかねないほど軽蔑していら。母様の口ぶりが....
「清水幾太郎さんへの手紙」より 著者:三好十郎
日本は独立を回復したが、しかしその独立は条件つきのもので、アメリカとのあいだには
安保条約があり、日本内地には強力な、数多くのアメリカ軍事基地がある。ということは....
「抵抗のよりどころ」より 著者:三好十郎
援助にたいしてはどれほど感謝したとしても(事実感謝しているが)、それとは別に、「
安保条約」その他どんな口実のもとででも、日本を植民地化しようとしたり、日本人のあ....
「アメリカ人に問う」より 著者:三好十郎
たもしかすると、すでに戦争は終って、アメリカと日本とのあいだには講和がむすばれ、
安保条約ができて、日米間の協力と親善関係が緊密なものになる必要と希望が感じられて....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
のが岸内閣の外交政策であります。それは昨年末とくに日米軍事同盟の性格を有する日米
安保条約の改定と強化をし、更に将来はNEATOの体制の強化へと向わんとする危険な....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
実私は中央執行委員会などの会議では採決をしない。たった一度、二十六年秋に、講和、
安保両条約の賛否で党内が分れたとき採決をやったが、これが原因で党内左右派が大分裂....
「日を愛しむ」より 著者:外村繁
史よ、少し話が飛んだんじゃないかな」 翌日、私は母を東京駅まで見送った。丁度、
安保条約反対のストの当日である。しかし東京駅へ私達が着いたのは、ストの解けた直後....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、長江弥六左衛門、長沼駿河守、渋谷遠江守、伊東前司、狩野七郎、宇佐美摂津ノ判官、
安保の左衛門、南部次郎。 工藤は、ここでつけ加えた。 「なお、私も右の内に入る....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
したのだ。千寿王がわざわざ危地へ行くはずはない。 武蔵七党の一つ、丹党の一族|
安保ノ丹三郎忠実が彼を守った。そして義貞の南下の日を待ったのである。 「そうか」....