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「宋儒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宋儒の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
lique legislation) 土佐の藩儒|野中兼山《のなかけんざん》は宋儒を尊崇して同藩に宋学を起した人であるが、専《もっぱ》ら実行を主とした学者であ....
なかじきり」より 著者:森鴎外
きに惑い、ハルトマンの無意識哲学に仮りの足場を求めた。おそらくは幼いときに聞いた宋儒理気の説が、かすかなレミニスサンスとして心の底に残っていて、針路をショオペン....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
わたくしは今|漫に潤削を施すことなしに、これを此に収めようと思う。 抽斎は日常宋儒のいわゆる虞廷の十六字を口にしていた。彼の「人心惟危、道心惟微、惟精惟一、允....
私本太平記」より 著者:吉川英治
海の彼方よりわが朝の古い公卿たちへも、若い血しおを注ぎ入れた。大義親を滅せよ、と宋儒の学はいっている。俊基は身を以て、その先駆に立つのだ。そなたは、わが身を不運....