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完勝
「完勝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
南鄭、※中、褒州の地方にまで浸透して来て、宣撫や治安にまで取りかかり、遺漏のない
完勝ぶりを示していた。 時に、陽平関の魏軍へ、またしても、味方の兵粮貯蔵地の危....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
一山を混乱のどん底におとすなどの奇略も用いた。が、大岳の嶮がものをいって、いつも
完勝にはいたらない。――いやそのたび、数百数千の犠牲をすてては逃げ降るのがやっと....