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「宗義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宗義の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
鶏林八道蹂躙之事 対馬の宗義智が、いやがる朝鮮の使者を無理に勧説して連れて来たのは天正十八年七月である。....
十二支考」より 著者:南方熊楠
なく白波|起《た》つ、一目赤竜出で入る時〉など言い竜蛇を男女陰相に比べて崇拝した宗義など、読者をぞっとさせる底の珍譚山のごとく、上は王侯より下|乞丐《こつがい》....
白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
山腹の道などは、捩じり切って、棄てたように谷に落ちている、大村晃平、同富基、中村宗義などいう、土地で名うての猟師を連れたのだが、どのくらい路を損したり、無益に上....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
小止観一巻。 六紗門一巻。 明了論一巻。 定賓律師飾宗義記九巻。 補釈飾宗記一巻。 戒疏二本各一巻。 ....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
とチベットの仏教学者は、私は日本の仏教学者よりえらいだろうと思う。日本にも天台の宗義に精しいとか唯識あるいは真言の宗義に精しいというえらい学者は沢山ありますけれ....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
この点をとらず。ゆえに、これにヤソ教の名を与うること難し。これ、ヤソ教各宗のその宗義を攻撃するゆえんなり。しかるに、この宗は造物主あるの一条をもって世の学説に付....
法然行伝」より 著者:中里介山
を蔵俊僧都が何と思ったか明り障子をあけて内へ招き入れて対面し、法談に時を移した。宗義に就て不審を挙げられると僧都にも返答の出来ないようなことがあった。それを法然....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
所を摂り、比叡山を開いて日本天台を創められたのですが、大師の独創として日本天台の宗義の中心となるものは、大乗円頓戒というものであります。人々は無私な心と、慈悲の....