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宗貞
「宗貞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗貞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
である。 後に聞けば墓は今一基あって、それには抽斎の六|世の祖|辰勝が「寂而院
宗貞日岸居士」とし、その妻が「繋縁院妙念日潮大姉」とし、五世の祖|辰盛が「寂照院....
「甲州鎮撫隊」より 著者:国枝史郎
薩州の奴等を叩斬るよ」 と云い、刀屋から、虎徹だと云って買わせられた、その実、
宗貞の刀の柄を叩いてみせた。すると総司は却って不安そうに云った。 「しかし先生、....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
舞伎座で勤めた「関の扉」の小町姫であった。団十郎の関兵衛、菊五郎の墨染、染五郎の
宗貞で、この浄瑠璃一幕が素晴らしい人気を呼んだのであるが、団十郎の関兵衛に対して....
「法然行伝」より 著者:中里介山
様々に語り聞かせたことがある。 建仁元年のこと左衛門志《さえもんのさかん》藤原
宗貞という者がその妻の惟宗の子女と共に一寺を建立し、阿弥陀を本尊にし、脇士《きょ....