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「官幣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

官幣の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
人が一人で往きかぬるさびしき所なり。その南檜杖《みなみひつえ》大字の天王の社は、官幣大社|三輪《みわの》明神と同じく社殿なく古来老樹のみ立てり。しかるに、社殿あ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
た局部が化石して現存すれば誰が何と言っても有馬村のが真の御陵だ、その筋へ運動して官幣大社にして見せるといきり切っていたがどうなったか知らぬが、この古伝に由ってわ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
七〇〕 防人 前と同じ作者である。鹿島の神は、現在茨城県鹿島郡鹿島町に鎮座する官幣大社鹿島神宮で、祭神は武甕槌命にまします。千葉県香取郡香取町に鎮座する官幣大....
農村」より 著者:宮本百合子
主だった事々が行われるにはいつも、県庁の役人が出向くのが常である。 とうに別格官幣大社になるはずではあるけれ共、資産のとぼしいばかりに今も尚、幾十年かたここに....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
てくる古代の交通路に当っていたようでもある。 神流川流域にちかい字二ノ宮の地に官幣中社金鑽(カナサナ)神社があって、武蔵の国では大宮の氷川神社につぐ神様だ。 ....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
。後に天照大神は伊勢の五十鈴川上に伊勢皇大神宮として鎮座ましまし、倭大国魂神は、官幣大社|大和神社として、今も大和に鎮座になっております。すなわち元は天津神・国....