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定助郷
「定助郷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
りゃ馬籠じゃできるだけその方針でやって来たがね。結局、東海道あたりと同じように、
定助郷にでもするんだが、こいつがまた容易じゃあるまいて。」と吉左衛門が言って見せ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
こういう中で、いろいろな用事が半蔵の身辺に集まって来た。参覲交代制度の変革に伴い
定助郷設置の嘆願に関する件がその一つであった。これは宿々二十五人、二十五|疋の常....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
けて行きつつあった。 江戸の方にあった道中奉行所の代わりに京都|駅逓司の設置、
定助郷その他|種々な助郷名目の廃止なぞは皆この消息を語っていた。従来、諸公役の通....