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宝治
「宝治〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宝治の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
承四年の八月に、八十九歳で衣笠城に自害した三浦|大介義明という人の名も出て来た。
宝治元年の六月、前将軍|頼経を立てようとして事|覚れ、討手のために敗られて、一族....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
人旅立つ。 (懐硯、巻四の四、人真似は猿の行水) 人魚の海 後深草天皇|
宝治元年三月二十日、津軽の大浦というところに人魚はじめて流れ寄り、其の形は、かし....
「法然行伝」より 著者:中里介山
て鹿田と名付け、鹿の食物にさせた。 なお田植唄には念仏を唱えさせることにした。
宝治二年の九月に少しからだが悪かった。その時弟の淡路守後基を招きよせて、 「わし....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
の著名なのが『蓮性陳状』(『群書類従』和歌部)である。蓮性は知家の法名であるが、
宝治二年|後嵯峨院の御歌合のとき、蓮性・為家いずれも作者に召され、為家は判者とな....