室の木[語句情報] »
室の木
「室の木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
室の木の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「父」より 著者:芥川竜之介
人しか集っていない。互に「お早う」の挨拶《あいさつ》を交換する。先を争って、待合
室の木のベンチに、腰をかける。それから、いつものように、勢よく饒舌《しゃべ》り出....
「道標」より 著者:宮本百合子
※へ派遣されて来る人々のための室だった。
三人の用がすむのを待って、伸子は事務
室の木の長椅子から立って行った。
事務員は、伸子を見た。そして、だまって頭をふ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
人は東国まで旅したことが分かる。 ○ 吾妹子が見し鞆の浦の
室の木は常世にあれど見し人ぞ亡き 〔巻三・四四六〕 大伴旅人 太宰帥大伴旅人が....