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「宮室〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宮室の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
るを、国家今や秦晋燕斉梁楚呉※の諸国、各|其地を尽して之を封じたまい、諸王の都城宮室の制、広狭大小、天子の都に亜ぎ、之に賜うに甲兵衛士の盛なるを以てしたまえり。....
十二支考」より 著者:南方熊楠
容易に交わりて騾を生む。『漢書』に、亀茲《きゅうじ》王が漢に朝し、帰国後衣望服度宮室を、漢の風に改めたが、本物通りに出来ず。外国胡人皆|嘲《あざけ》って驢々《ろ....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
類の家と言うべきか。家の字の義を成さず。たといその楼閣は巍々《ぎぎ》たるも、その宮室は美麗なるも、余が眼をもってこれを見れば人の家にあらず、畜類の小屋と言わざる....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
も、いったん大蔵省に納めて後大蔵大臣の命令によって皆に分つのです。 次は法王の宮室費です。これは無制限で何程でも入用だけ支出しなければならん。とはいうもののむ....
三国志」より 著者:吉川英治
せた。 蜀はこの間に、もっぱら内治と対外的な防禦に専念し、漢中王玄徳は、成都に宮室を造営し、百官の職制を立て、成都から白水(四川省広元県西北。蜀の北境)まで四....