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宮崎県
「宮崎県〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宮崎県の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「九州の東海岸」より 著者:宮本百合子
生育しているのとが、青島を著名にしているのだが、私共は大してびっくりしなかった。
宮崎県では、大事な名所の一つとしているのだろうが、島中に青島神社を祭ったぎり、そ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
に、明治卅六年において長男の健行が前年を以て農科大学の乙科獣医科を卒業しこの年は
宮崎県の農学校に採用されて赴任する事になったので、私もそれと同伴して松山に赴いた....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
バナの名称があったからであった。ちなみに右田村氏は、かつて日向《ひゅうが》の国〔
宮崎県〕において一の新蜜柑《しんみかん》を発見し、これを小夏蜜柑《こなつみかん》....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
習俗は各地にある。栃木県河内郡|豊郷《とよさと》村では会葬者は弓を持つと云うし、
宮崎県の米良山《めらやま》の山村でも同じく弓を持つと物の本に載せてある。しかしこ....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
島」と呼びました。今はこれを七県に分ち、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、
宮崎県、鹿児島県とします。昔はこの島を、東海道や南海道に対して、西海道とも呼びま....
「地異印象記」より 著者:和辻哲郎
まだ大火が起こるだろうということは頭になかった。まず思い出したのは桜島の爆発当時
宮崎県にいた人からきいた話である。あのときは一月ほども野宿したという、今度もこの....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
さだが、そんな深入りすると、ついにこの「新・平家」も、北は青森県から南は福岡県、
宮崎県の端にまでわたってしまおう。 金売り吉次の手を離れた牛若の九郎冠者は、し....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
て、珠数にして首に掛けるのでこの名があるという。熊本県の南部でケサカケ、嶺を越て
宮崎県の西隅でもケサバナというのは、やはり同じように折って首に掛ける風があったか....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
の上へはくだけで、その上衣はできるだけ短くした。それ故に九州の南の方、鹿児島県や
宮崎県ではこれをコシギンと謂っている。中国地方から東ではコシキリ、東北へ行くとコ....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
………猫岳 上益城郡飯野村………………………………………………………………飯田山
宮崎県 西諸県郡飯野村原田…………………………………………………………観音石の頭....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
繩などのシメすなわち占有の占ともと一つであったらしい。 九州南部の山村たとえば
宮崎県の椎葉村等では、山で焼畑を開いた際に、周囲の木を伐って垣のように立てまわす....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
たり織ったり縫ったりすることを、手つだっていたにちがいないのである。 九州でも
宮崎県の西南部、霧島山麓の村々などでは、こういう場合に織って着せる布を、ヒゲノノ....