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「家信〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

家信の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明日の言葉」より 著者:宮本百合子
が齎《もたら》されたとき、一つの文化的な記念として戦線から兵士たちが家郷に送った家信集が、是非収録出版されるべきである。今日、所謂高級ではない雑誌に時々のせられ....
歌声よ、おこれ」より 著者:宮本百合子
民は、智慧と判断を否定し、声をおさえる政策のために、明日死ぬかもしれないその夜の家信でさえ、無事奉公しています、とより書かされなかった。自分の感懐を、自分のもの....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
う云えば、鴎外の『妻への手紙』が杏奴の解説で出ましたね。いつか、愛子夫人が蘆花の家信を自分のと一緒にして出したが、ああ主観的で、あくがつよいばかりだと、第三者は....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
牧師たるものは、その寺の礼拝、説教、婚礼、葬式等を主任するほかに、ときどきその檀家信徒を巡回し、起居安否を尋問し、病客あるときはその病を問い、不幸あるときはその....