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「家記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

家記の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
擦傷《かすりきず》を受けただけである。四十一歳で死んだというが、鳥取藩私史と渡辺家記とから考えると後まで城内深く留めておいたものらしい。墓は鳥取市外の玄忠寺にあ....
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
誡としたもの。 征韓偉略 水戸彰考館総裁川口|長孺の著で、秀吉の譜、宗氏家記、毛利家記、黒田記略、清正記等各部将の家記を始め、朝鮮の懲※録、明の明史まで....
大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
此の一戦は「此方よりひたもの無理に戦を掛候処、|及之に付き御勝に成る」と『細川家記』にあるから、大阪方も必死の戦いをしたことが分る。 「大阪衆手柄之儀中々|不....
蠹魚」より 著者:宮本百合子
、数学、博物学、医学、兵学、農学。そして、第四門に文学美術、音楽。第五門、編年、家記、伝記、考証、地理。第六門に叢書、類書等を総括している。漢書之部も、第一門が....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
ことが出来なくなった。 前者は二十八年の十一月興行の中幕で、一番目は「大坂陣諸家記録」、二番目は「伊賀越道中双六」の岡崎と仇討であった。一番目は在来の大阪落城....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
。 * * * 却説。江州甲賀の山奥|木賊村庄屋|家記によると、弦之丞は両刀をすて、農となってその地で終っている。子孫があった点や....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
」について、ずいぶん長く話された。また専門の史家以上に、じっさい詳しい。ご襲蔵の家記“※口伝”や“定房像”そのほか持ってきて示された。氏の背広姿を衣冠にかえたら....