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「宿根草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宿根草の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日記」より 著者:宮本百合子
争いの形をとって、別れることは、自分に実に悲しい。 Aは、若し自分の裡にある、宿根草のような狭い自分勝手さ、自己中心を反省する自覚がなければ、一生孤独で終るだ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
から日本に渡ったもので、今日、日本では鑑賞花草としてよく人家の庭に栽えられてある宿根草であるが、もとより日本には野生はない。 このイチハツは日本で名づけた俗名....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
きな花の意である。 キキョウは山野《さんや》の向陽地《こうようち》に生じている宿根草《しゅっこんそう》であるが、その花がみごとであるから、観賞花草として能《よ....
カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
ata Fisch. の学名を有する。シベリア、北支那方面からわが日本に分布せる宿根草で、水辺あるいは湿原に野生し、わが邦では無論かく自生もあれど、通常は多くこ....