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「寒じ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寒じの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新世帯」より 著者:徳田秋声
ば、棚がさほど高いというほどでもない。が何しろ身体が※弱いところへ、今年は別して寒じが強いのと、今一つはお作が苦労性で、いろいろの取越し苦労をしたり、今の身の上....
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
「は。」 僧は中腰に会釈して、 「早朝より、ようお詣り……」 「はい。」 「寒じが強うござります、ちとおあがりになって、御休息遊ばせ。」 この僧が碧牡丹の....