寡勢[語句情報] » 寡勢

「寡勢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寡勢の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
ろ、結局、そういう疑いも確かにありうるが、ともかくも、単于自ら数万騎を率いて漢の寡勢《かぜい》を滅しえぬとあっては、我々の面目に係わるという主戦論が勝ちを制し、....
黒田如水」より 著者:吉川英治
吉はこれにも唯々として、 「ご心配なく」 と、答えた。そして前と比較にならない寡勢をもって、三木城の正面、平井山にその長囲|態勢の本営をおいた。 信忠の引揚....