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寶
「寶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寶の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
手繰るには不便であった。縦一本の方が工合が宜かった。凧の面には多くは『龍』とか『
寶』とか『魚』とかいう文字が書いてあった。絵凧には達磨、金時、義家、義経などが描....
「明日」より 著者:井上紅梅
嬉しいと見え、酒を一口がぶりと飲んで小唄を細々と唱いはじめた。 一方單四嫂子は
寶兒を抱えて寝台の端に坐していた。地上には糸車が静かに立っていた。暗く沈んだ灯火....
「文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
舎那仏に礼賽あり、百官の位階を進めて天下に大赦し、……天平二十一年を改めて天平感
寶元年となし、……陸奥国の調庸を免ぜらるること三年、小田郡は永免となり、其の年の....
「春雨」より 著者:宮城道雄
家の者が、「座右
寶」に梅原氏の絵が出ていると言うので、私はさわらせて貰った。さわってみても私に絵....
「数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
かるに私が支那の数学史について論じたものは片鱗に過ぎず、かつ支那には現に李儼、錢
寶※、張蔭麟、茅以昇等の諸君があって、支那数学史の闡明に努めつつあるのである。私....
「古事記」より 著者:太安万侶
て、大きな巖をその室の戸口に塞いで、お妃のスセリ姫を背負《せお》つて、その大神の
寶物の大刀《たち》弓矢《ゆみや》、また美しい琴を持つて逃げておいでになる時に、そ....