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「寺泊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寺泊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
忍びの間は芝居だったな。さすがのおれも、ちょっと身の毛がよだったよ。あの伝で瑞巌寺泊りの駒井氏をも驚かしたそうだが、どうだ、七兵衛老爺、今晩は心得たものだから、....
」より 著者:佐藤垢石
りはまだ渓谷をなしていて、山女魚、岩魚の釣りばかりであるが、湯沢温泉まで下ると、寺泊の堰の天然鮎を送ってきて放流している。石打、塩沢と次第に中流に及ぶほど鮎の育....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、どのていど信じていいかは分らない。先の月、佐渡から帰った商人や羽黒の山伏らが、寺泊の或る一僧に、そっと話したことだとある。 「いずれにせよ、殿のひそかな御遠謀....