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「対生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

対生の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
石が、「自然派伝奇派の交渉」で語っているように、自然主義とロマンティシズムとは「対生に来る――互いちがいに来るのが順当《ノーマル》の状態」というばかりで説明され....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
しょうね。 それから漱石はナチュラリスムとロマンチシスムを、歴史の時期によって対生にかわり番こに傾くのがノーマルだと思うと云っているのも面白いと思います。いか....
生活と一枚の宗教」より 著者:倉田百三
があります。坐禅と申しましてもただすわっているだけではないのでありますが、私の絶対生活というものはそれ以前にできていた生活でありますが、そのじぶんにはそのままで....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
端ニ短柱ヲ具ヘ柱頭長ク二分ス花穂ノ全長四五分許ニシテ其本ニ倒卵形乃至匙形ノ小葉ヲ対生スルノ状十文字鎗ノ穂ニ似タリ葉ハ細長披針形ニシテ先端尖リ周辺細鋸歯アリ面ハ青....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
きょし》がある。ほとんど無柄《むへい》で茎《くき》に互生《ごせい》し、あるいは擬対生《ぎたいせい》し、あるいは擬輪生《ぎりんせい》する。 秋に茎《くき》の上部....