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「射利〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

射利の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
応仁の乱」より 著者:菊池寛
なる利益問題でなくて、権力争奪問題の余波である。諸将が東西に分れた所以のものは、射利の目的と云うよりは寧ろ武士の義である。故に必死の死闘を試みる相手でなく、不倶....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
歎ずべき事の第一なり、」と。また曰く、「書肆某来りて四方山の物語をす、余はかかる射利の徒と交はるだも心苦しけれどもこれも交際と思ひ返してよきほどにあしらへり、も....