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尊良親王
「尊良親王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尊良親王の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
安泰である。その上、為世の女(贈従三位|為子)は後醍醐天皇の側近に侍し、その腹に
尊良親王・宗良親王のような英邁の皇子がお生れになっている。為世は自足して元徳四年....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
たちの諸公卿、ほか随身をいれても、わずか二十名前後。 ここにまた、帝の一ノ宮|
尊良親王(宗良の兄)は、その夜のことを、ほかにいて聞き知られるやいな、馬に乗って....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。生田の森をも、とはで過ぎさせ給ひぬめり。湊川の宿につかせ給ひけるに、中務ノ宮(
尊良親王)は、昆陽の宿におはしますほど、間近く聞き奉らせ給ふも、いみじう哀れにか....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
がっていた。 上将軍の陣であった。 大将軍義貞のほかに、後醍醐の一ノ宮、中務
尊良親王が、上将に任ぜられ、この日ともに都を立つこととはなっていた。 まもなく....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
れたものだとある。 この戦いで、新田党の雄、瓜生保は戦死し、義貞の子|義顕も、
尊良親王も、大勢の味方と共に自刃するなど、いかに苛烈な抗戦であったかは、あとにな....