小児麻痺[語句情報] » 小児麻痺

「小児麻痺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小児麻痺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道標」より 著者:宮本百合子
るその川辺みさ子がひどい跛《びっこ》であることが、伸子を厳粛にした。弟の和一郎の小児麻痺をして左の足くびの腱に故障があった。赤坊のときから家じゅうの関心がそこに....
灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
れていたけれど、私は、籠の四十雀にもカナリヤにも見むきもしなかった。 その頃、小児麻痺をして脚が跛だった姉に、日本舞踊を習わせるといいという人があり、母の趣味....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
。ドストイェフスキーの人物めいています、子供のとき、二階から女中さんにおとされて小児麻痺をやって、そんなことも何だか機能的に性格に作用していると思われて、それは....
帝銀事件を論ず」より 著者:坂口安吾
つかず、血相変えて私の胸倉をつかんで、とっちめているのである。 かような智能の小児麻痺的錯倒から、終戦となり、民主主義。いきなり接木に健全な芽が生えてスクスク....