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小円
「小円〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小円の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夫婦善哉」より 著者:織田作之助
うな》っている柳吉の顔をピシャリと撲って、何となく外へ出た。千日前の愛進館で京山
小円《きょうやまこえん》の浪花節を聴いたが、一人では面白いとも思えず、出ると、こ....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
三稜形をした大燭台の前には乳香が燻かれ、その烟と光とは、火箭のように林立している
小円柱を沿上って行って、頭上はるか扇形に集束されている穹窿の辺にまで達していた。....
「アド・バルーン」より 著者:織田作之助
た。父親は顔の造作が一つ一つ円くて、芸名も円団治でした。それで浜子は新次のことを
小円団治とよんで、この子は芸人にしまんねんと喜んでいたが、おきみ婆さんにはそれが....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
去した交叉線の周、内面積などの問題も考えられるようになる。 六、初め円の中に二
小円と他の一円とを容れた問題がある。それからその二
小円が等しくないものの問題とな....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
団屋のかみさんだけにやたらに誰とでも寝たのかもしれないが、この間死んだ伯鶴、先代
小円朝、今の金語楼、等々まだまだそのほか大正末から昭和へかけての講談落語界には有....